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外傷後、CTで脳損傷が指摘できないか、あるいは軽微にもかかわらず、受傷後の意識障害が強く、画像所見と臨床病状が合わない場合があります。
この場合はびまん性軸索損傷を疑う必要があります。交通事故などで強い外力が脳に作用し、脳に回転力が生じると、脳深部は脳表部に対して遅れて回転します。そのため、神経線維に対して張力、剪断力が働き、軸索の損傷が起きます。この病態がびまん性軸索損傷です。
損傷は異なる組織の境界で起こりやすく、好発部位は大脳皮質、脳梁、脳幹部です。小血管の損傷を伴うと小出血を起こします。上記のように出血を伴わない場合はCTではびまん性軸索損傷の抽出は困難です。びまん性軸索損傷を疑った場合、すみやかにMRIを行なう必要があります。MRIではT2強調像、プロトン密度強調像で斑状の高信号として認められます。
脳挫傷、びまん性軸索損傷
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