高次脳機能障害 脊髄損傷

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1.高次脳機能障害
  高次脳機能障害とは
  びまん性軸策損傷とは
  高次脳機能障害の概略
  高次脳機能障害の疑いのある方
  高次脳機能障害の等級認定

2.脊髄損傷
  脊髄損傷について
  運動機能障害
  感覚機能障害
  自律神経障害
  排尿排便障害
  神経学的診断
  C4、5頚髄損傷
  C6〜8頚髄損傷
  完全損傷か不完全損傷か
10 仙髄健存
11 弛緩性、痙性
12 歩行機能の予後
13 膀胱直腸機能の予後
14 脊髄ショック
15 仙髄神経残存徴候
16 体性感覚誘発電位(SEP)
17 前方脱臼型頚髄損傷
18 椎体骨折型頚髄損傷
19 中心性脊髄損傷
20 胸・腰椎損傷の分類
21 MRI画像診断
22 受傷後早期の造影画像
23 麻痺の分類
24 高位診断
25 横断位診断
26 フランケル分類

3.尿路障害
 排尿の神経生理
 神経因性膀胱
 時期による膀胱機能
 排尿管理
 尿路練習
 尿路合併症

4.脊髄損傷の知識
 看護・援助
 リハビリテーション
 合併症
 住宅改造
 用語集


示談交渉で相手に勝つ
自賠責保険
高次脳機能障害・脊髄損傷
部位別後遺障害等級
交通事故による通勤災害
交通事故の過失割合

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10-  脊髄損傷について

外傷により、脊髄に障害が発生し、神経伝達路が遮断されて、傷害部以下に運動麻痺と知覚麻痺、自律神経障害が起きます。頚髄に発生すると四肢麻痺となり、胸髄、腰髄に発生すると対麻痺が起きます。

発生原因としては、日本の1990年から3年間の全国統計では、交通事故が43.7%と最も多く、次いで高所転落が28.9%、転倒が12.9%と続いています。

諸外国でも交通事故が第1位であるが、交通の少ない時代や地域、開発途上国は、順位が逆転します。

頚髄損傷と胸髄損傷の発生比率は、頚髄損傷の発生率は1950年代は10%内外でしたが、以後次第に増加し、1972年は28.8%、1980年代は50%、1990年には約75%へと増加しています。

原因は最近の救命救急の技術的進歩により、頚髄損傷の死亡が減少したことや、単車事故、プール事故。高齢者の転倒事故などが増えたためです。

脊髄損傷の症状は運動機能障害、感覚機能障害、自律神経機能障害、排尿排便機能障害に大別されます。完全損傷の場合は損傷髄節以下のすべての機能が失われますが、不完全損傷ではそれぞれの機能が不全の形を示します。

頚髄損傷は四肢麻痺、胸髄および腰髄損傷は対麻痺を示します。

頸髄損傷は麻痺が重度に加え、呼吸機能の低下、起立性低血圧、自律神経過反射、痙性などの随伴症状や褥瘡(床ずれ)、異所性骨化などの合併症が起きやすく、リハビリテーションに多くの時間がかかるため、できるだけ早期から診断、治療、ADL獲得練習を行う必要があります。

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